異文化コミュニケーションって何だろう? 前編
桃の節句も近づき、いよいよ春ですね♪
皆さん、お元気でお過ごしですか。
テクノスでは、先週、今年度の平常授業が全て終了しました!(^^)!
私が担当していた、大好きな「異文化コミュニケーション」の授業も終了しましたが・・、皆さんはこの授業名を聞いてどのようなことを学ぶと思いますか。
もしかしたら、「海外の人とのコミュニケーションだけを学ぶ」と思われる方がいるかもしれません。
しか~し、実は皆さんの日常生活にも「異文化コミュニケーション」は溢れているものなのです!(え、そうなの!?)
「異文化コミュニケーション」とは、文化的背景が異なる者同士によるコミュニケーションです。
国籍が同じでも、男女間、熟年と若者、学生と社会人、管理職と平社員、また地域や職業などによって、人々のもつ背後の文化は異なります。
つまり、日本人同士でも、文化が違えば「異文化コミュニケーション」が存在するものなのです。(ふむふむ。)
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では、「異文化コミュニケーション」を学ぶと、どんな良いことがあるでしょうか!(^^)!
国際社会やグローバル人材に求められる資質や能力として、政府や産業界は「異文化理解力」「語学力・コミュニケーション能力」を毎回上位に挙げています。
また、今後のAI時代に最も求められるスキル・能力の一つは、AIが対応できない「コミュニケーション能力」であると、皆さんも聞いたことがあるかもしれません。(ありまーす!)
「でも、今後は機械翻訳がさらに発展するだろうから、そんな能力いるかな~?」という声が聞こえてきそうです。
皆さん、まさにその時です!「誤訳に気が付いて訂正する」など、機械翻訳を適切に扱うための「コミュニケーション能力」や、「言語や文化についての知識・理解」が必要なのです。(ほぇ~。)
「異文化コミュニケーション」は、「コミュニケーションと文化の相互関係を明らかにすることで、異文化理解を深める」とも言われるものです。
多様化・グローバル化・IT化が進む現代において、「異文化コミュニケーション」を学ぶことは、国内外での日常生活にも、就活や仕事にも、そしてネット上での世界との交流や情報発信にも大いに役に立つといえるでしょう。(なるほど~!)
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続いて、実際の授業を見てみましょう!(わくわく♪)
ワークやディスカッションで学生自らの気づきを促しながら、私自身の14年間の海外移民生活や、日系・外資系企業勤務の実体験話を交えて、所々に理論などを取り入れました。
授業自体で、学生間や教員のコミュニケーションが十分に図られることが大切なため、大人数で講義を聞くスタイルではなく、基本は15名以下の対面クラスです。(いいね!)
先週行った最後の授業では、文化やコミュニケーションをテーマに、私が約20年前にひとりで一年間、世界一周旅行をした時のことをお話ししました!
インターネットが今ほど一般的には普及しておらず、まだまだホームページもメールも活用されていない時代です。
もちろん、ブログやSNSやGoogleマップなどは無く、航空券や宿の予約などは電話や窓口で行いました。(なぬ!)
携帯電話もデジカメもPCも持たない旅でしたので、今回の授業では、国籍や民族の違いだけでなく、時代による文化やコミュニケーションの違いも紹介することができました。
20年前を想像して現代社会の便利さを感じながら・・、コロナが落ち着いたら、時には家に携帯電話を置いて、数日間ひとりで旅に出掛けてみるのもおすすめです。(そだね~♪)
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いつか自分の目で多くの世界を見て、たくさんの人と出会い、いろいろな経験を積んで、人生を豊かに彩ってほしいなと思います。
To see is to believe!
次回のブログでは、この「異文化コミュニケーション」の授業を通して、学生が学んだことや、興味・関心を持ったことをご紹介します♪
お楽しみに~^^
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